Web産直

Web産直は、ネット販売の注文を、全国のメーカーから注文者へ直接出荷する運用をサポートするWEBシステムです。
導入することで、全国のメーカーは配送伝票を出力せず、商品を用意するだけで出荷することができます。
※ Web産直は、お客様のシステム(通信販売/EC)とのデータ連携をヒアリングさせていただく必要があります。

全国の産地メーカーとネット販売の仕組みの直結(翌日出荷)が可能!

導入メリット

  • 業務効率化
    カスタマイズにより既存業務改善を考慮した導入が可能(複数運送会社への対応等)
  • リードタイム短縮
    21時締切の注文を全国にて翌日出荷可能。(365日対応)

機能特徴

  • ステータス管理による発送状況の確認
    日付毎に管理された出荷予定情報を、本部側では進捗状況の管理を行う事ができます。
    出荷・発送漏れを未然に防ぐことが可能です。
  • 委託運送会社の切り分け可能
    事前に登録されていれば、エリア別等、条件に応じて運送会社の使い分けが可能です。(複数運送会社利用可能)
  • WEB稼働の利点を大きく活用
    WEBにて稼動するため、リアルタイムにデータが反映されます。
    その為、産直メーカー様へ資材を送る費用・時間も不要となり、かつリードタイムの短縮が可能です。

運用フロー図

Web産直は、複数の産地メーカーにおいて複数の運送会社を活用して伝票出力できます。
そのため、運送会社ごとに複数のPC端末を使用して伝票出力している場合、1台のPC端末にて伝票出力できるようになります。
また、本部側にて一括管理できるため、出荷漏れを防ぐことができます。

機能紹介

  • 出荷指示データ受付 出荷依頼配信
    出荷指示データを本部(ユーザー) 上位システムから受付けした段階で、各産地メーカーへ出荷依頼書を配信します。
    ※ 出荷依頼配信は宅配便最寄店での発送伝票出力と、産地メーカーにおけるPDF出力の2通りに対応します。
  • 宅配便出荷情報の取得
    宅配便出荷情報を取得し、出荷指示データとの付け合せ作業を自動的に処理します。
    これにより、産地メーカーの出荷状況の管理、本部(ユーザー)の売上処理データを生成し、様上位システムへ戻します。
  • 配送事務局対応
    必要に応じて、システムだけでは対応しきれないイレギュラー・クレーム対応に迅速に対応できるよう、当社にて配送事務局を用意いたします。
    これにより、産地メーカーへの出荷キャンセル・出荷商品の転送・返品等に迅速に対応します。

事例紹介1:Y社の場合

Web産直において商品へ貼りつける出荷用宅配便伝票を宅配便最寄営業所にて出力し、宅配便のドライバーが宅配便伝票をお持ちする流れになります。
Web産地には、事前に日別出荷依頼書がFAXされますので、注文受付時に商品を用意しておくことが可能になります。

事例紹介2:通信販売管理システムとの連携例

通信販売管理システムとWeb産直を連動させ、産地メーカーから商品を出荷する運用を構築した事例です。
ご利用会社様(ユーザー)から出荷データを受取り、その後の出荷管理をWeb産直にて対応しました。
全国のベンダー(産直メーカー)にて発送伝票を打ち出す仕組みを構築し、発送後については運送会社からの発送情報をもとに本部(ユーザー)が管理します。
ご利用会社様(ユーザー)は、運送会社からの発送情報(出荷情報)をもとに、お客様への売上計上が可能となり、発送情報に基づき、配送戻りについても迅速に対応できるようになりました。

システム導入の流れ

  1. Web産直を紹介の上で、現状の運用状況をヒアリングさせていただきます。
  2. ヒアリングの内容に基づき、当社にて必要に応じたカスタマイズを検討いたします。
  3. Web産直導入後の運用方法を提案し、ご契約の検討をいただきます。
  4. Web産直に登録する商品・仕入先・運送会社情報をいただき、当社にて登録いたします。
  5. 運送会社とのEDI連携テストを実施します。また、産直メーカー・本部等、ユーザー向けの操作マニュアルを提出します。
    必要に応じて、当社にて操作説明をいたします。
  6. 実施スケジュールを報告し、当社バックアップのもとスケジュールに基づき本番運用を開始します。